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パーソナリティ障害の3つのタイプ(種類)とは?DSM-Ⅳ分類

パーソナリティ障害の診断基準は、まだ日本独自の診断基準はなく、アメリカで広く使われているDSM-Ⅳという診断基準が日本でも使われています。(2014年にDSM-5に改訂)

パーソナリティ障害の3つのタイプ(種類)

パーソナリティ障害の分類法は多くの種類があり、ここではそれぞれの傾向・特徴によるDSM-Ⅳの分類で詳しくみてみましょう。

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A群

風変わりな考え方や行動が特徴的なパーソナリティ障害です。その名の通り、統合失調症とよく似た傾向が見られます。

【妄想性パーソナリティ障害】
疑い深い傾向があります。周囲の出来事や人の行動を、自分に対して悪意があると解釈したりします。

【ジゾイド・パーソナリティ障害】
以前は統合失調症質パーソナリティ障害と呼ばれていました。社会への関わりが薄く、感情を示すことがあまりありません。

【統合失調型パーソナリティ障害】
人との関係を築くのが苦手です。もののとらえ方や考え方が奇妙で現実離れしている事が多いようです。

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B群

感情が激しく不安定なタイプです。移り気で行動も劇的なため、周囲の人が巻き込まれやすいパーソナリティ障害です。

【反社会性パーソナリティ障害】
倫理観や道徳観が薄く、問題行動を起こしやすいパーソナリティ障害です。

【境界性パーソナリティ障害】
周囲に依存し、周囲が支えきれなくなると、激しい反応を示すタイプです。

【演技性パーソナリティ障害】
自分が悲劇の主人公であると思いたがり、他人の注目を引くための行動を繰り返します。

【自己愛性パーソナリティ障害】
他人を思いやることが乏しく、自分を誇示し、賞賛を集めることを求めます。

C群

不安感が強いタイプのパーソナリティ障害です。また、受動-攻撃型パーソナリティ障害など、分類不能なその他のパーソナリティ障害もこの群に含まれます。

【回避性パーソナリティ障害】
問題があったときに、立ち向かっていくのではなく、避けてやり過ごすパターンを繰り返します。

【依存性パーソナリティ障害】
自分で何かを決めたり、判断することができず、いつでも決断を人任せにします。

【強迫性パーソナリティ障害】
完璧主義で、自分の決まりや手順に固執します。

◆この記事は、市橋クリニック院長、精神保健指定医の市橋秀夫先生執筆・監修「パーソナリティ障害のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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