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スマホ依存症を自力で治して克服する方法は?

日本国内で、ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]の治療をおこなっている医療機関(病院)はまだほんの数カ所しかありあません。

だからといって、スマホ依存症[ネット依存症・ゲーム依存症]を放置しておくわけにもいきません。

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関わってくれるような第三者がいれば、病院に行かなくても本人と家族の努力でスマホ依存症[ゲーム依存症・ネット依存症]の回復を目指すことは可能です。

スマホ依存症を自力で治すために

精神科医キンバリー・ヤングは、著書の中で、ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]から自力で回復する方法を5つあげています。

そのうち3つは、認知行動療法の記録法を元にした方法です。

自分だけでスマホ依存症の回復を目指そうとするときには、かなり強い意志が必要です。

うまく改善が進まなくても自分を責めず、一進一退をモットーにしましょう。

①自分が失いつつあるものを知る

ネット[スマホ・ゲーム]に費やす時間のために、切り詰めたり削ったりしていることを書き出し、ランクづけする。

②きっかけを探す

自分がネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]になったきっかけを探す。対処できる原因なら、元の原因を解決する。

③使用時間を知る

1日の記録をとり、オンラインにいた時間を合計する。自分がどのくらい、いつもの習慣や遊びに時間を費やしているかを明確に知る。多くの人は「なんとなく○○時間くらいかな」と思っていても、実際に記録してみると、あまりの長時間に驚く。

④時間管理法を使う

予定表を書き込み、1日のスケジュールを書き込む。ネットの使用時間も計画的に決め、予定表に書き込んでおく。目覚まし時計を使って時間管理した人もいる。

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⑤支援を見つける

実生活の中で、ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]から脱却するための支援を見つける。医療機関、第三者、支援グループなど。ただ、ネット依存症を対象とする支援はないので、自己管理に役立ちそうな他の支援から見つける。

本人と家族の努力だけでは完治は困難

ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]の本人に強い意志があり、早い段階ならば、本人と家族の努力だけで克服することも不可能ではありません。

しかし、実際には、本人と家族だけでがんばるのは少々難しいでしょう。

ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]の克服のポイントは、第三者に入ってもらうことです。

家族だけの閉塞した状況に風が通り、事態を客観的に見られるようになります。

関わってもらうのは、何より依存状態の本人が信頼できる人であることが大切です。

改善には第三者のサポートを

家族だけでは、問題を大きくとらえようとしてしまったり、ネット依存症本人が監視されてるような気持ちになったりするものです。

本人と家族だけで問題を抱え込まず、外の人に助けを求め、サポートしてもらうことも考えましょう。

親戚などの大人、できれば男性がいい

ネット依存症[スマホ依存症・ゲーム依存症]の改善に関わってもらう第三者には、日頃は一緒に暮らしていないけれど、親身になってくれるような人が望ましい。

ただ、患者さんは甘えているのではなく、やめたくてもやめられない病気にかかっているのだと理解していることは欠かせない。

説得の中で身体をはることともあり得るので、できれば女性よりも男性の方がいい。

【第三者の条件】
・ネット依存症をよく理解している
・親身になってくれる

教師やスクールカウンセラーは?

学校ではむしろデジタル教育を進めていて、教師やスクールカウンセラーはネット依存症について理解していないことが多いので、相談するのは現段階ではあまりすすめられない。

また、今の教師は多忙で、親身に関わってくれる時間はなかなかとりにくい状況です。

◆この記事は、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長、精神科医である樋口進先生執筆・監修「ネット依存症のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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