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【小学生のアスペルガー】行動や道順、手順に強いこだわりを持つ

アスペルガー症候群の子どもは、予定外のことが起こると、とても不安な気持ちになります。

そのため、同じ道順や手順に強いこだわりを持つ傾向がみられます。

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アスペルガーの子は同じ道順や手順に強いこだわりを持つ

「通い慣れた道に飽きたから、ちょっと違う道を通ってみよう」と好奇心いっぱいの小学生の子どもならごく当たり前のことですが、予定外の行動はアスペルガー症候群の子をとても混乱させます。

アスペルガー症候群の子は、いつも学校へ行くのと違う道を通るという予期せぬ体験に、不安を感じてしまうのです。

結局は同じ道になるのだからいいじゃないか、と普通は思いますが、アスペルガー症候群の子どもは、状況変化による臨機応変の対応が苦手です。

予定の変更でパニックになるアスペルガーの子も

アスペルガー症候群の人は、状況の変化に対応して、何が起こっているのかを考えることが不得意なのです。

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これは、アスペルガー症候群の子が物事を考えるとき、特有の認知の仕方をするためです。

道順や状況、予定が変わったとき、その後に起こることを想像するのが困難なため、どうしたらいいのか分からなくなり、場合によってはパニックを起こしてしまうこともあります。

柔軟性がなく、臨機応変に対応できないs

柔軟性がなく、臨機応変に対応できない、というのは、アスペルガー症候群の子の認知の特徴です。

【例①】
毎日学校へ行くときの道

今日は工事中で、回り道の標識が出ている

違う道を通ったら学校に着けない!

「今日は工事だから、この道は通れない。別の道で学校に行く」という論理が理解できない。

不安になる

【例②】
今日は遠足の日

雨が降っているので中止になる

今日は遠足の予定なのに、なぜ中止なの?

「雨の日は濡れてしまうから、外には出られない。だから遠足が中止」という論理が理解できない。

不安になる

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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