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【幼児のアスペルガー】保育士の指示の仕方・伝え方は?

保育園や幼稚園に通う年齢のアスペルガー症候群の幼児は、言語の発達に遅れがないのに、保育士の言うことを正確に理解できていない場合が多く見られます。

言葉の遅れはないけど、指示が理解できない?

言語の発達について、アスペルガー症候群の子は、人並み以上に優れてることが珍しくありません。

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言葉は十分理解できるはずなのに、保育園・幼稚園などの集団行動や集団生活の中で、保育士の指示に従えないアスペルガー症候群の子が多いのはなぜなのでしょうか。

表情から人の気持ち、感情を読みとれない

通常、保育園や幼稚園に通う幼い子どもたちは、まだまだ上手に言葉を使うことができません。

そのため、保育士は言葉よりも自分の表情や仕草を使って、子どもに指示を与えることが多いのです。

ところが、アスペルガー症候群の子は、人の表情や仕草から相手の気持ちや言いたいことを読み取るのが苦手なのです。

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保育士が子どもに伝わりやすいようにと思って出している指示の伝え方が、アスペルガー症候群の子にとっては、むしろ分かりにくい伝え方になってしまっているのです。

アスペルガー症候群の幼児に指示を理解させるためには、表情や仕草ではなく、正確な情報を簡単な言葉でしっかり伝える方が効果的です。

表情や仕草ではなく短い言葉でハッキリ伝える

アスペルガー症候群の子は、保育士が言いたいことを表情や仕草から読みとることが苦手です。

感情に訴えて本人に考えさせるのではなく、「友達のおもちゃを壊してはいけない」などと、伝えたいことを言葉で正確に伝える方がよく理解できます。

【×】
・そんなことしちゃダメでしょ!
・いい加減にしなさい!

↓↓↓

【アスペルガー症候群の子】
・ダメなことは何なの?
・そんなことってどんなこと?
・いい加減ってどんな加減?

↓↓↓

【○】
・他の子のおもちゃを踏んではだめよ!

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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