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【幼児期のアスペルガー】おむつがとれないけど本を読む

アスペルガー症候群の子どもには、高い知能を持っている子がいます。

難しい文字、記号、数字などに強い興味を持ち、正確に記憶する子もいます。

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天才的な能力を持つアスペルガー症候群?

アスペルガー症候群の子は、3〜4歳から文字や数字、記号などに強い興味を示すことがあります。

例えば、1〜2年のカレンダーを完璧に覚えている5歳の子がいたりします。

「何年の何月何日は何曜日?」と質問すると、数秒のうちにピタリと正確な曜日を言い当てるのです。

また、3歳の子が、子ども向けの本を読んでいるのかと思ってよく見てみると、細かい字で書かれた親向けの部分を熟読していたりすることもあります。

記憶力は優れているのに、簡単なことができない?

アスペルガー症候群には、非常に高い知能を持っている子どもがいるのです。

しかし、数年間分のカレンダーを正確に記憶する能力がある子に、トイレへの強いこだわりがあり、家以外のトイレが使えないため常におむつをしている、というケースがあります。

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社会性の発達とその他の部分の発達にばらつきが見られることが、アスペルガー症候群の子どもには多く見られます。

知能と社会性の発達に差がある

アスペルガー症候群の子は、幼いうちから文字や数字、記号などに強い興味を示すことが多い。

数年分のカレンダーを隅々まで正確に記憶することができる子や、大人向けの文章を読める子どももいます。

その一方で、おむつがとれる年齢になっても、家のトイレ以外の場所では用を足せない、というこだわりがあることもあり、外出の際にはおむつをしているケースもあります。

「どこで排泄するのか」という認識を獲得するのは、社会性の発達によります。

おむつのとれないアスペルガー症候群の子は、「トイレは自宅にあるべきもの」と認識し、その考えが固定化してしまっているものと考えられます。

そのため、外出先にもトイレがあるという認識ができず、外出のそきにはおむつをしなければならないことになるのです。

高度な知能と押さなすぎる行動が併存している状態といえます。

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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