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発達障害って何?変わり者のアスペルガーとは?

発達障害という言葉に抵抗を感じる人も少なくありません。

しかし、早期の発達障害の診断が、子どもの健やかな成長につながることもあります。

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アスペルガー症候群を含む発達障害の意味とは?

アスペルガー症候群の子どもは知的な遅れがないため、発達障害という言葉を受け入れにくい場合もあります。

まず、発達障害とは何か、ということから理解する必要があります。

子どもの発達には、運動の発達、知能の発達、社会性の発達、といった3つの種類に分けることができます。

運動の発達障害は、歩くのが遅れたり、手先が不器用だったりという症状として現れ、知能の発達障害は知能指数(IQ)の伸び方によって判断することができます。

アスペルガー症候群の子どもは、これらの分野においては発達に遅れが見られず、一見すると通常の社会生活を送っているように見えます。

しかし、まわりの人と楽しく良好な人間関係をつくり、円滑なコミュニケーションをする能力「社会性の発達」に遅れがあるため、スムーズな人間関係をうまく築くことができないのです。

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アスペルガー症候群は社会性の発達に問題がある

アスペルガー症候群の子は、運動の発達や知能の発達においては遅れがありません。

ですが、社会性の発達が不十分なため、人とのコミュニケーションがうまくとれず、人間関係、対人関係でのトラブルや問題、悩みを抱えて壁にぶつかってしまうケースが多いのです。

発達障害の意味を十分理解したうえで、子どもがつらい思いをしなくてもすむような対策を考えることが大切です。

運動の発達

運動の発達とは、歩いたり走ったりする粗大運動と、手先の細かい動きの微細運動を可能にする能力のこと。

この能力により日常の動作やスポーツ、労働などができる。

運動の発達に障害があると、肢体不自由など。

知能の発達

知能の発達とは、身のまわりの物の性質や関係を理解したり、言語や数を理解する能力のこと。

知的能力、学習能力ともいえる。

この知能の発達に障害がある場合、知的障害と呼ぶ。

社会性の発達

社会性の発達とは、他人の表情や動作の意味を理解し、集団の場のルールに従って人間関係をスムーズにする能力のこと。

社会性は対人関係を築く能力ともいえる。

社会性の発達に障害があると、アスペルガー症候群など。

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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