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アスペルガーと自閉症の違いは?合併症が多い?

アスペルガー症候群は、自閉症の延長線上にある発達障害のひとつです。

アスペルガー症候群と自閉症の違いはどこにあるのでしょうか。

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自閉症の特徴とは?

「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」は、「自閉症スペクトラム」という、同一線上にある発達障害です。

自閉症の特徴は、

①言葉の発達の遅れがある
②目と目で見つめ合ったり、身振り手振りをするなど、言葉以外のコミュニケーションが困難
③物、人、行為、場所などへの強いこだわりがある
④感覚が過敏

といったものです。

知的障害がない自閉症がある?

自閉症は、精神遅滞(知的障害)を伴うことが多いのですが、自閉症の子どもの約2割は精神遅滞を伴いません。

そういった精神遅滞(知的障害)のない自閉症の子どもたちは、高機能自閉症と呼ばれています。

さらに、自閉症の特徴である言語発達の遅れを伴わない子どもが、アスペルガー症候群と呼ばれます。

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高機能自閉症の子も発達に伴って言語能力が発達してくるため、高機能自閉症とアスペルガー症候群の見極めは非常に難しく、専門家でもわかりにくいというのが実状です。

自閉症スペクトラムとは?

・自閉症
・高機能自閉症
・アスペルガー症候群

自閉症は、言語の数が少なく、精神遅滞を伴います。

逆に、アスペルガー症候群は、言語の数が多く、精神遅滞と伴いません。

自閉症スペクトラムに共通している症状

・アイコンタクトをしたり、身振りや手振りなどのボディランゲージなど、言葉以外でのコミュニケーションが苦手
・物、行為、人、場所などへの強いこだわりを持つ
・感覚が過敏

それぞれに見られる特徴

【自閉症】
言葉の発達の遅れがあり、多くが精神遅滞(知的障害)を伴う。

【高機能自閉症】
言葉の発達の遅れがあるが、精神遅滞をともなわないため、成長するにつれて言語能力は発達する。

【アスペルガー症候群】
言葉の発達の遅れがなく、精神遅滞を伴わない

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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