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アスペルガーは学習能力が高い?特徴を生かした学習方法を

アスペルガー症候群は知的な遅れ(知的障害)を伴いませんが、勉強のやり方によってはうまく学習できないこともあります。

アスペルガーの子どもが得意とする学習方法や、得意分野を生かす教え方が大切です。

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アスペルガー症候群の学力は高い?低い?

アスペルガー症候群の学力について、高いのか、低いのか、様々な意見がありますが、基本的に低くはありません。

アスペルガー症候群の子の中には、興味のあることや、一度気になった分野について、徹底的に掘り下げ集中力を発揮する場合があります。

アスペルガー症候群の子が効率よく学習を進めるには、特徴や特性を生かして勉強していく方法が望ましいです。

アスペルガーの学習面での大きな特徴は、得意分野と不得意分野がはっきりと分かれていることです。

アスペルガー症候群の得意分野と苦手な分野

アスペルガー症候群の子が得意なのは、規則を覚えること、型通りの手順を用いること、細かい部分を覚えてそれらを積み上げていくことです。

その逆に、自分が考えて答え導き出したり、問題を解決するにはどうしたらよいか、などと模索するのはあまり得意ではありません。

新しく習うところは細かく分けて説明し、そのつど要点を強調するとスムーズに学習が進みます。

また、写真やビデオなど視覚的な教材を用い、寸劇や実験といった体験的なものを盛り込むと学習の手がかりになり効果的です。

課題の始まりと終わりを、明確に告げることも大切です。

さらに、最終目標のモデルを見せると予測がつくため、課題の集中力が増し学習効果が上がります。

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規則を覚えたり、型通りの手順を踏むことが得意

アスペルガー症候群の独特の行動特性から、得意なことと不得意なことがはっきりと分かれています。

不得意分野や苦手な勉強方法にはこだわらず、アスペルガー症候群の子の得意分野を効率的な学習方法で学力をのばすようにしていくとよいでしょう。

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アスペルガー症候群の得意な学習方法

・規則を覚えること
・型通りの手順を用いること
・細かい部分を覚えて積み上げていくこと

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アスペルガー症候群が苦手な学習方法

・自分で考えて答えを導き出すこと
・推論すること
・想像力を働かせること

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スムーズな学習ができるようになるために

・説明は細かく分けて行い、そのつど要点を強調する
・写真をビデオなど、視覚的な教材を用いる
・寸劇や実験など、体験的なものを盛り込む
・課題の始まりと終わりを明確に示す
・最終目標のモデルを見せる

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◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授の榊原洋一執筆・監修「ササッとわかるアスペルガー症候群との接し方(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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