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人見知りなADHDも?緊張してしまう、自信がないLD(学習障害)

ADHDやLD(学習障害)の子の中に、人前で話をするのにひどく緊張したり、自分の意見を言うのが苦手な自信がない子がいます。

周りから見ると、とてもおとなしいので、人見知りなのでは、と思われることもあります。

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多動の子に比べると目立たないこともあって見落とされがちですが、気づかずに放置しておくと「自分はダメ人間だ」という思いを強めることになり、クラスの中でも孤立してしまいます。

少しずつでも集団での話し合いや活動に参加できるように、さりげなく支援していきましょう。

話すことが苦手、何を言っていいか分からない

話すことが苦手なADHD・LD(学習障害)など発達障害の子どもは、学級会や授業中に発言を求められても、何を話せばいいのか分かりません。

前にうまく話せなかった、恥ずかしい思いをした、という経験もあり、人前で話すことが苦手で自信喪失している発達障害の子も少なくありません。

失敗続きで自信を失っている子は、自分の意見を言いたがりません。

人前で話すことに対して、不安や緊張感が高くなっている場合もあります。

ADHDやLD(学習障害)の子が消極的でネガティブな理由

・自信がない
・不安を感じる
・何を言っていいかわからない
・失敗がイヤで、目立たないようにふるまっている
・吃音があり、すぐに返答ができない

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できることから徐々に参加させる

授業中、いつも目立たないように小さくなっていて、学級会や授業などクラスの活動にも消極的なADHD・LD(学習障害)の子に対して、自分の意見を言うことを求めてもできるようにはなりません。

まずは、イエス・ノーの意思表示だけなど、子ども本人に負担のかからない質問から、少しずつ授業や学級活動への参加をうながしていくとよいでしょう。

注目しすぎないように注意する

人前での緊張感が強い子は、まわりからの期待や注目がプレッシャーになります。

無理強いをせず、本人と相談してできることから始めていきましょう。

【対応例】メモを見ながら発表や報告をする

話す内容を前もって文章にまとめておくようにする。

それを事前に先生がチェックすれば、さらに本人は安心感を感じる。

【対応例】席の位置や役割を工夫する

大きな子のかげや目立たない位置に席順を変える。

学級会では書記係・記録係をまかせるなど、自分の意見を発言しなくてもクラスに参加できるようにする方法もある。

【対応例】事前に音読する箇所を伝えておく

授業中に指名するときは、事前に内容を伝え、「明日は24ページを読んでもらうので、練習しておきましょう」と予告する。

【対応例】自分だけのリラックス方法を身につける

楽しいことを思い浮かべる、深呼吸をするなど、自分なりに緊張感をほぐす方法をみにつけておく。

◆この記事は、東京都杉並区立済美教育センター指導教授、早稲田大学大学院教育学部教職研究科非常勤講師、月森久江先生執筆・監修「ADHD LDがある子どもを育てる本(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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