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【ADHDの対応】ご褒美のトークンエコノミー法とは?メリット/デメリット

ADHDや自閉症など発達障害の子どもの対応方法に、「トークンエコノミー法」という方法があります。

今回は、ご褒美を活用したトークンエコノミー法の意味・やり方、メリット・デメリットについてお伝えします。

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トークンエコノミーの意味は?

トークンエコノミー法とは、課題をうまくできたらシールなどのご褒美を渡して、ADHDや自閉症などの子どものやる気を育てる行動方法のひとつです。

トークンエコエコノミー法や、トークンエコノミーシステムと呼ぶこともあります。

語源は英語の「token(トークン)」からきていて、日本語に直訳すると「しるし」という意味だそうです。

簡単には、トークンエコノミー法はポイントカードのようなもの、と考えると分かりやすいです。

トークンエコノミー法のやり方は?

ADHDや自閉症の子どものやる気をのばす方法として、トークンエコノミー法が効果的といわれています。

トークンエコノミー法のやり方は、課題がうまくできたらシールなどのご褒美をあげることで、ADHDや自閉症など発達障害の子どものやる気を引き出していきます。

まかせた仕事やお手伝いが終わったら、親や先生がチェックして、きちんとできていればシールをあげて、子どもの責任感も養っていきます。

学校や家庭でも、ADHDや自閉症の子どもにできることをさせ、できたらほめる、ということを繰り返していきましょう。

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トークンエコノミー法のメリット

シールやスタンプがもらえて増えていくことは、子どもにとってうれしいものです。

ADHDや自閉症の子にとって、シールやはんこなどのご褒美がもらえることが、クラスの係や当番などの仕事をがんばろうというやる気、モチベーションを高めます。

[トークンエコノミー法のメリット]
・家出も学校でも実践しやすい
・簡単な方法
・やる気がでる
・モチベーションがあがる
・達成感が得られる
・責任感が養われる
・チャレンジする姿勢が育つ

トークンエコノミー法のデメリット

逆に、トークンエコノミー法にもデメリットがある、という意見もあります。

[トークンエコノミー法のデメリット]
・ご褒美が目的になってしまう
・慣れてしまって飽きてしまう
・自分で考えず、相手に依存してしまう
・自立心が育たない
・考える力が伸びない

【まとめ】トークンエコノミー法

ポイントカードのようにポイントを貯めて、子どもにご褒美を与える方法「トークンエコノミー法」には、当然ですがメリットとデメリットがあるようです。

どんなやり方もそれ一辺倒になってしまっては、あまりよくありません。

あくまでもバランスが大切です。

ADHD・自閉症などの発達障害の子どもの状況にあわせて、うまくトークンエコノミー法を取り入れることで、子どものやる気やモチベーション、責任感や自信を育てることができることでしょう。

◆この記事は、東京都杉並区立済美教育センター指導教授、早稲田大学大学院教育学部教職研究科非常勤講師、月森久江先生執筆・監修「ADHD LDがある子どもを育てる本(講談社)」の内容を元に、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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