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デイケアでの統合失調症のリハビリの留意点とポイントについて

病院などにデイケアや自立支援事業所などで統合失調症のリハビリを行うときに、どんなことに留意する必要があるのでしょうか。

また、統合失調症のリハビリをスムーズに進めるためにはどんなことが大切なのでしょうか。

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統合失調症のリハビリについて

デイケアや作業所などで、作業療法など様々な活動をとして統合失調症のリハビリテーションが実施されています。

病気の影響で能力障害が起こり、普通の仕事につけない人や、家に引きこもりがちだった人が社会復帰するための準備として、リハビリテーションを行うことは重要なことです。

デイケアでは、軽作業や絵画、書道、音楽、散歩、スポーツ、ゲームなどおレクレーションを通して、生活上必要となるための活動を行います。

統合失調症の病気を発症したことで、対人関係や自分の身のまわりのことができなくなっている患者本人に対して、必要な能力を改善するためにりはリハビリを行うのです。

簡単な作業やレクリエーションを通して、少しずつ日常生活に必要な能力を養い、スムーズな日常生活を送れるようになることを目標に取り組んでいきます。

デイケアでの統合失調症のリハビリの留意点とは?

デイケアや作業所などでリハビリを行う際、人によっては差別を感じ、自尊心が傷ついてしまい、引きこもりになってしまうこともあります。

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統合失調症の患者本人の気持ちとしては「私は精神障害者ではない、普通の人でいたい」という思いがあり、その思いがゆえに本人を苦しめてしまうのです。

もしそんなことが起きたとして、統合失調症の患者本人を責めないように注意しましょう。

どこにいっても精神障害者だと周りの人にわかると低く見られがちで、そのため多くの精神障害者は低所得になりがちで社会的地位も低くなる傾向があります。

生活や文化を楽しんだり、良好な人間関係を築くことが難しく、また病気と薬の影響もあって無表情になりがちなこともあり、周りの人に見下す心を起こさせやすくなってしまいます。

特に、精神障害者が集まる病院や福祉施設では、自尊心が高く自信にあふれた専門家が上に立ち、何もできず自己評価も低い精神障害者を治療・訓練するという関係に陥りがちで、その関係がさらに精神障害者の心を傷つけてしまう悪循環があるのです。

傾聴コミュニケーションが効果的

統合失調症など精神障害をもつ人の自尊心を保つために大切なのは、リハビリテーションを実社会の中で行うことです。

実際に、一般的な職場の中でサポートを受けながら就労支援を行うと、仕事の定着率が高くなったという調査結果もあります。

また、支援する周囲の人の態度で重要なのは、ありのままの本人を理解して、敬意を持って接することです。

具体的には、傾聴コミュニケーションが効果的で、本人が話したいことを熱心に聴き、受け止める姿勢が重要なのです。

◆この記事は、国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部部長である功刀浩先生執筆・監修の「図解やさしくわかる統合失調症(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト事務局の心理カウンセラーが記事編集を行っています。

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