カウンセリングの3条件と方法/やり方について【傾聴/共感/受容】

うつ病や不安障害などの精神疾患のカウンセリング治療は、患者さん(クライアントが、治療者(医師・カウンセラー)に自分のつらさやそれをどうしたいかという希望を話すことからはじまります。

話をしている過程でクライアントの緊張感がとれ、自由に話せる安心感がわいてきます。

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傾聴・共感・受容【カウンセリングの3条件】

心理カウンセリング全体を通して、カウンセラー(治療者)はクライアント(患者)の話をよく聴きます。

否定せずに聴く「傾聴」です。

特にセッションの始めは、徹底的に聴き役になり、患者さんのつらさを受け止めることにつとめることがカウンセリングのポイントになります。

患者さんは悩みを家族にさえ相談できず、苦しんでいることも少なくありません。

共感すること

うつ病や不安障害に悩む人は、まわりの人に病気を理解してもらえないつらさがあります。

病気や悩みを誰にも相談できない、相談しても理解してもらえない、という体験から、孤独感を強く感じている場合が多くみられます。

カウンセラーは、まずはクライアントの話を聴き[傾聴]、共感することから治療を始めます。

受容すること

カウンセラーは一方的な指示はせず、クライアントの気持ちを受け止めることに重点をおきます。

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話を続けるうちに、クライアントの緊張感がとけていき、より詳しく話せるようになります。

クライアントは、自分を受けて止めてくれる、受容してくれる相手がいるとわかり、安心することで、治療への準備ができるのです。

受容されることで変われる気がしてくる

カウンセラーに話を聴いてもらっているうちに、クライアントは「もうダメだと思っていた自分にも、よいところがたくさなるんだ」と思えるようになり、病気を治すことができそうな気がしてきます。

人は、誰かに受け入れなければ、受容されなければ変われません。

受容され、自分のすべてが問題なのではない、と感じることができれば、問題の部分を少し変えてみようという意欲が出るのです。

最初の面接はアセスメント

患者さん(クライアント)の情報を集め、整理して病気の状態の見立てをおこなうことを「アセスメント」といいます。

アセスメントは、最初の面接で行われます。

治療者はその結果をもとに、患者さんの病気ごとに、おおまかな治療プランを立てていきます。

治療は安心感からスタートする

人間が意欲的に活動するためには、まわりの人からの信頼を得る必要があります。

人に愛され、認められることが重要なのです。

それが人間関係の基本になります。

認知行動療法も基本的な信頼を重視して、治療をはじめます。

治療者は患者さんを受け止め、認めることをいつも意識しています。

ですから、治療中に患者さんが一方的に指示されることはありません。

患者さんと治療者がお互いに信頼・尊重しながら、治療を進めていきます。

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