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眠れない、ゲーム依存症の症状は?昼夜逆転で不規則な生活に
ネット依存症・ゲーム依存症の人は、ネットゲームに深く依存してしまい、寝るのが明け方になり昼夜逆転の生活となりやすい特徴があります。
昼間仕事をしていた大人が帰宅してゲームに加わり、いよいよたたきや冒険が佳境に入るのが深夜になるからです。
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ゲーム依存症・ネット依存症の症状「夜眠れない」
ネットゲーム(ネトゲ)の中でも多人数参加型のオンラインゲームは、参加人数が多くなるほど面白さも増します。
オンラインのネトゲでは、勢いがのってくる深夜が一番白熱するといいます。
ネトゲ依存症(ゲーム依存症・ネット依存症)になってしまうと、明け方までネット上で戦い続け、ベッドに入るのは夜が明けてからとなりますが、興奮冷めやらぬまま、なかなか眠りにつけません。
やがて昼と夜とが逆転して、不規則な生活になり、睡眠障害になってしまう人も出てきます。
本人は睡眠は午前中だけでいいと思っている
毎日起きるのは昼頃で、起きてからぼーっとしますが、ゴアhんを食べたりして目が覚めてきたらネットサーフィン。
夕方からゲームを始めて明け方までやって、4時頃寝ます。
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午前中は寝るので、別に睡眠不足とは本人は思っていません。
長時間ゲームをやるほどアバターが強くなる
ネットゲームでは、時間をかければかけるほど自分のアバター(分身)が強くなります。
敵を倒せばネット通貨が入り、そのお金でアイテムが購入できます。
また、ゲーム内のランクが上がり、他の参加者からは「すごい」と賞賛され、ヒーローになります。
ネット依存症・ゲーム依存症患者の活動の仕方
ネット依存症・ゲーム依存症の患者さんとそうでない人では、生活の時間が真逆になっています。
ネット依存症・ゲーム依存症の生活
【朝】
明け方まで眠らず、ずっとネットゲームをしているので、午前中は睡眠。
【昼】
目が覚めたらゲームを始める。
【夜】
1日の上で最も活動する、とはいえ身体の活動ではない。
【深夜】
夜11時〜深夜2時頃がもっともネットゲームが盛り上がる時間帯。疲れて眠くなっても、パソコンの前で仮眠をとる程度のときも。
普通の生活
【朝・昼】
仕事や勉強など、日中は自分のすべきことをしている
【夜】
帰ってきてから、昼間のストレス解消もかねて、寝る前にゲームなどをするが、少し遊んだら寝る。
◆この記事は、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長、精神科医である樋口進先生執筆・監修「ネット依存症のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。
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