ネット依存症での死亡例も?突然死や自殺、うつ病にも注意
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ネット依存症での死亡例も?突然死や自殺、うつ病にも注意

ネット使用が直接の原因ではありませんが、自殺やロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)など、生命の危機に及ぶこともあります。

また、ネット依存症の母親が子どもを放置して死亡させた事例もあります。

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ネット依存症でうつ病やロングフライト血栓症に

ネット使用そのもので死に至ることはありませんが、ネトゲやアプリのアイテムの購入にお金をつぎ込みすぎて、借金で首が回らなくなったり、うつ病を発症したりして自殺に至ることがあるので注意が必要です。

ネット依存症(ゲーム依存症)の人は、長時間同じ姿勢を続けるため、ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)の危険もあります。

実際の死亡例もありますし、血液ドロドロの状態で発症寸前のネット依存症の人は多いと考えられます。

うつ病から自傷行為、自殺に至ることも

ネット依存症が悪化すると、強い劣等感や挫折感からうつ病を発症して、自傷行為や自殺に至ることがあります。

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ネット依存症(ゲーム依存症)におちいる人の多くは、挫折・見捨てられ感・喪失感・劣等感を感じていることが多く、うつ病の発症のリスクが高いといわれています。

ネットゲームから死亡に至った実際の例

子どもが死亡

ゲームにハマりすぎて、子どもがネグレクト状態(育児放棄)で死んでしまった例がある。

子どもは体調が悪かったのだが、母親はゲームに夢中で気づかなかったという。

本人が死亡

韓国で報告された死亡例。

PCバン(房)とよばれるネットカフェで24歳の青年が死亡。

ロングフライト血栓症を発症したためとみられる。

彼はトイレとタバコを買いにいくときしか休まず、連蔵36時間ゲームを続けていた。

ロングフライト血栓症とは

ロングフライト血栓症とは、肺動脈血栓症のこと。

水分をとらず同じ姿勢を続けたために貸しの静脈に血液の固まりができ、それが血流に乗って肺に到達し、詰まらせる。

迅速な治療を行わないと死に至ることも。

飛行機の座席では長時間座り続けるので、発症しやすい。

かつては、エコノミークラス症候群といったが、ファーストクラスでも起こるので、通称が見直されている。

◆この記事は、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長、精神科医である樋口進先生執筆・監修「ネット依存症のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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