子どものネット依存症は発達に悪影響がある?

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子どものネット依存症は発達に悪影響がある?

育ち盛りの子どもがネット依存症(スマホ依存症・ゲーム依存症)になってしまうと、体調不良だけでなく、ネットのやりすぎで発育が阻害されるという問題があります。

実際の調査では、ネット依存症(ゲーム依存症)の子どもは、運動能力も落ち、同年代の子どもと比較して、最低ランクになっています。

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ネット依存症では子どもの身体が育たない

ネット依存症(ゲーム依存症・スマホ依存症)による睡眠不足、不規則な食事と栄養不足、運動不足は、育ち盛りの子どもに、重大な悪影響を及ぼします。

成長して身体ができる時期に、骨も筋肉もしっかり形成されず、体力が落ち、歩くのが苦しいと訴える子もいます。

運動能力も落ち、握力が弱くなり、身体の柔軟性が失われ、反復横跳びのような敏捷さも弱くなります。

ネット依存症(ゲーム依存症。スマホ依存症)の子どもは、いつも前かがみでゲームをし続けているため、姿勢が悪くなり背骨が湾曲して曲がってくることもあります。

子どものネット依存症の発育への悪影響

育ち盛りの子どもに必要なのは、十分な睡眠と影響、太陽の下で身体を動かすことです。

ネット依存症(ゲーム依存症・スマホ依存症)の主な特徴でもある「食べない・寝ない・動かない」の3つの「ない」が子どもの成長を阻害します。

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視力低下

パソコンやスマホなどの光る画面を見続けているので、視力が落ちて目が悪くなる。

中には、眼精疲労やドライアイになるネット依存症の子どももいる。

姿勢が悪くなる

いつも画面を見続けているので、前かがみになり、猫背になり背骨が曲がる。

骨がもろくなる

栄養が十分でないうえ、運動をせず日光にも当たらないので、骨粗しょう症に近い状態になってしまう。

筋肉が形成されない

ネットにハマる期間が長期にわたると、筋肉も減り細くなる。

成長ホルモンと睡眠の関係

成長を促すホルモンは、睡眠中に分泌されます。

「寝る子は育つ」ということですが、ネットにハマりネット依存症(スマホ依存症・ゲーム依存症)になってしまうと、ちゃんと寝ないので育たないのです。

成長ホルモンの分泌

メラトニンには成長ホルモンの分泌を促す作用がある。

メラトニンが十分にあれば深く眠ることができ、熟睡すると成長ホルモンの分泌量が増える。

成長ホルモンが最も分泌されるのは夜10〜12時で、筋肉や骨の形成を促進する。

ネット依存症は育ち盛りに睡眠不足になる

24時以降に就寝する中学生の割合は、この10年間で10倍以上になり、どんどん就寝時間は遅くなっています。

子の中にもネットをしている子が多く含まれていると考えられます。

人は眠っているときに成長するもので、特に寝入りばなに熟睡することが重要です。

◆この記事は、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長、精神科医である樋口進先生執筆・監修「ネット依存症のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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