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ネット依存症は精神不安定になる?イライラしやすい、キレやすい
ネットのやりすぎは心にも影響を及ぼします。
ネットやゲームをやっているときは楽しくて気分が高揚する一方で、ネットをやっていないとイライラしたり、やめるように注意した家族に対して怒りを爆発させる人も少なくありません。
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心が荒れた状態になりやすいネット依存症
ネットゲームで敵を倒したり困難な局面をクリアするのは、よほど楽しいのでしょう。
プレイしている途中でネットをやめるように言われたら、人が変わったように怒ったり、暴れたりします。
ゲームをしていないときも、イライラしたり、キレやすくなったりします。
気力の低下や感情の喪失、抑うつ感を訴える人もいます。
ネット依存症本人の気持ちは?
ネットをしている時間は楽しいけれど、長時間やると気分が落ち込んでふさぎ込んでいくような感覚がある。
ネットに負けたダメな人間だと思い、自分が嫌になる。
ネット依存症本人が困っていること
インターネットや携帯電話を利用することで困っていることは何かとネット依存症の本人に聞いた調査があります。
視力低下や睡眠不足など、身体のことだけでなく、心の症状を訴える人も多くいます。
ネット依存症本人が困っていること
・視力が低下した 40.6%
・睡眠不足、寝不足になった 38.8%
・家で宿題や勉強をする時間がなくなった 26.8%
・夜なかなか眠れなくなった 20.9%
・メールやブログを見ないと落ち着かなかったり、不安になるようになった 18.3%
・本や新聞を読む時間が減った 13.7%
・手や指が痛くなった 12.8%
・親や家族と話をする時間が減った 11.2%
・家の手伝いをする時間がなくなった 10.1%
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親や友達とも疎遠になる傾向も?
小学校高学年から中学生についての調査は多くあり、そのなかのひとつでは次のような結果が得られました。
中学生では携帯電話を持っている人が多く、テレビゲームやパソコン、ケータイメールをする時間が長い反面、本を読む時間は短い。
また、男女とも母親に反発を感じる人が多く、父親が頼りになると感じる人も少ない。
友達付き合いを重視すると回答しながら、人は信用できない、人といると疲れる、友達づきあいは面倒、とも答えている。
ネット依存症の心の症状は?
ネットは楽しいと言う人は多くいますが、ひきこもり、抑うつ感、孤独感など、ネガティブな気分を訴える人も多く見られます。
重度のネット依存症になると、精神疾患に近い症状も見られます。
ネット依存症の精神症状
・劣等感
・やる気が出ない
・抑うつ感
・無感情、無感動になる
・いつもイライラしている
・キレやすい
・ふぬけのようにボーッとしている
・人づきあいがわずらわしい
ネット依存症が重症になると
ネット依存症が重症になると、抑うつ感が強くなり、自傷行為に及んだり、極度の疲労感から幻聴や幻覚があらわれることもあります。
・自傷行為
・幻聴
・幻覚
ネットを使うポジティブな意見も
インターネットを通して幸福感が高まったという調査もあります。
・不安感や孤独感がなくなった
・幸福感が強くなった
・攻撃性が低下した
◆この記事は、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長、精神科医である樋口進先生執筆・監修「ネット依存症のことがよくわかる本(講談社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。
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